桃山時代の1580年代後半に始まったとされる唐津焼。その鉄分や砂目を多く含む土を特徴とし、様々な釉薬を組み合わせることにより、斑唐津、朝鮮唐津など15以上もの手法をもち、古くから茶人に愛されてきました。 自分は、その唐津の表現手法の中から細工物に着目し、唐津のもつ風合い、技法の多様さを活かしながら今の時代に合う、分かりやすく親しみやすい作品を目指したいと思います。